ボールや種目特有の機材などを使ったり、相手チームの選手との相対的な位置関係を判断しながらスポーツは行われますが、この時に立体的・時間的・動的な相関関係を判断しながら進めているはずですね。そうでなければぶつかったりボールに届かなかったりしますね。それらの時に常に働いている重要な力が「空間認識力」ということになります。
この力は部活などで「中学生以降でも脳を鍛えることが出来るイメージ力」なのでしょう。そして中1数学の後半に出てきて高校入試にもほぼ絶対に出ると言われる「空間図形」の問題を解くにはこの「空間認識力」が絶対不可欠で、それが強い受験生ほど有利です。
立体の裏側、切り口、展開図、回転体など、頭にイメージが浮かばなければ表面積や体積、角度などを求めよと言われても、どうしようもありませんよね。体験のあることはすぐに浮かびますね。
部活生が有利なのは立体や空間が動的に動いている体験を非常に多くしていることでしょう。体験の裏付けのない参考書だけのイメージなどは弱く薄いのです。この点で極めて有利でたくさんの宝を持っていることを強く自覚しましょうね。そして空間図形に強くなりましょう。
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