ほとんどの個別指導塾がチラシなどで「自立学習」をその指導方針としています。
ところが個別指導塾を運営していて最もジレンマに陥るのは、お母さまが「本心から自立学習を希望されているのかどうか」という点です。30年間の経験から言えることは、ほとんどのお母さま方は、口では「自立学習」と言いながら、本心は「子守り」を望んでおられます。その証拠に、本来の「自立学習」を実施すれば、まずクレームでしょう。
一方、短期間で生徒が集まっている「個別指導塾」は、「生徒べったりの子守り塾」がほとんどであると思われます。「子守り」をすれば生徒が集まります。「面倒見がよい」とか言って。「ほんね」と「たてまえ」の違いは強烈です。「子守り」では絶対に「自立」は無理です。
よって、そのような個別指導塾では本来の学力は向上しません。ここに営業第一主義の個別指導塾が増える理由があるのでしょう。
本当の「自立学習」を実行すれば、よほど下手でない限り、「学力は大きく向上」します。必ず!
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