小学生のころ、そろばんを習ったお母さま方ならスーパーのレジなどで無意識に暗算をされていませんか?その能力が入試本番ですばらしい威力を発揮したと多くの京大生たちが言っています。
その働きが「そろばん脳」として見直されています。しかも小学校低学年ころまでに出来た「そろばん脳」は一生消えませんね。私の経験からもそう言えます。
最近このそろばん脳が見直され、有名大学や医科大学の脳科学者たちが本格的に調査研究を進めているとのことです。
速読の上級者やスポーツ選手たちが集中力を発揮するときにもこのそろばん脳あたりが集中的に活動しているらしく、逆に、それ以外の部分がリラックスしていて想定外で例外的な刺激に対しては瞬発的な対応をし易くしているらしいのです。
つまり集中力のある人は、脳の多方面を分散的に使うのではなく、今この瞬間にそれのみに集中することができ、楽にそのことに取り組めます。一方、集中力の弱い人はどこに集中すべきかわからないために多方面の脳を同時に使い、結果的に集中出来ずにただ疲れるだけの結果となるようです。
そろばん経験をお持ちの保護者のみなさまは体験上お分かりでしょうが、そろばんでも上級者になれば暗算ほど楽な方法はありません。それがそろばん脳のなせるわざなのでしょう。
ぜひお子さまにも一生の財産として持たせてあげてください。
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