*一貫テーマ:[貝塚清児の教室で幼児小学生中学生が、自分の大河ドラマへの第一歩を踏み出す]*
2016年
3月
20日
日
先月の2月末からの学年末テストのための対策講座の時でした。三者三様ながら、別々に対策講座を申込にこられたお母さま方が「テスト前でも全く勉強しないのです。あと1年で高校入試だというのに」と嘆いておられました。
昔から「勉強さえすれば成績はあがるのに」とは永遠のテーマのようにさえ思われてきましたが、この「勉強さえすれば・・・」を実際に効果的具体的な策で成功した例はまず聞きません。
「勉強は本人のヤル気しだいですね」という言葉で学校や塾の先生も逃げの一手でしたよね。
ところが今回の当塾の対策講座ではこれが実現したのです。
通算2300分を超える対策講座の間、誰一人としてだらけた様子や無駄話など一切無くただ黙々と勉強に集中し、トイレにさえ一人当たり1~2回がせいぜいで、水分補給さえその時間がもったいないと途中から水筒も持ってこなくなりました。
家でもその様子が継続したらしく、「テスト前でも全く勉強しない」と言っておられたお母さま方からも真夜中まで連日集中して勉強するわが子の大変身した姿に、「本人の身体が心配になってきて・・」という声まで出てくる始末。
当然のことながら、ほぼ全員が得点の自己最高記録を更新。過去の成績レベルもあるとはいえ、中には50%アップという生徒も出ました。過去に低かった生徒ほどスタートラインに立つまでの事前基礎固めが大変なのですよ。
にもかかわらず、ほとんどの生徒が「あと○○点とれていたはず。そうすれば○○○点に乗っていたのに! つぎは絶対に○○○点をとる!」と宣言しています。
いったい何が起こったのか!
私たちには当然の結果と確信していた勉強方法が、いかに一般に浸透していなかったかを改めて思い知らされました。
彼らにとって次は1学期中間テストです。
もうほとんどの生徒が準備を始めました。
次が楽しみです。
2015年
11月
29日
日
小3から小4にかけて簡単な加減乗除なら一通り出来るようになります。ところが文章題に代表される応用問題では、それができる子と出来ない子の大きく二手に分かれてきます。
先日、計算問題が続いた次に出てきた「割合」の文章問題がどうしても出来ない子(A君)が出ました。
A君は決して出来ない子ではありません。ところが先生の説明が全く理解できない様子。
そこで、ひょっとするとと思って横から助け舟を出しました。
図解して、角度を変えて問題の意味をいろいろな例をまじえて説明。
するとしばらく考えていたA君、「分かった!これ掛け算?」の声。
その直後、その問題はもちろん、次の違う問題まで一気に解いて正解でした。
このケースは非常に多くあります。そのページの計算問題が割り算ばかりだったので、案の定、A君の頭の中の思い込みが割り算で固定され、次の文章問題も当然割り算の問題であると思い込んだようです。
教えないのに該当学年をこえていける学習で有名なプリント塾があります。その各プリントには先頭に計算例題が示されており、それをまねて(考えなくても)作業をすれば計算としての正解が出るために教え教えられる必要がありません。
それがその方式の特徴になっているようですので、そこからの転塾生の保護者達も、わが子が小学生でも中学高校の(作業だけなのに)数学が出来るようになっている(はずだ)と錯覚(?)してその学年から始めてくれても大丈夫と言われます。
ところが中学レベルはおろか、小学校の該当学年の文章題さえほとんど出来ないケースが非常に多いです。
つまりその方式では割り算の問題か、掛け算の問題なのかさえ本人が考える必要もなければ教える必要もなかったのです。例題に合わせた作業を繰り返すだけでも算数・数学と周りが受け取ってくれたのです。
算数・数学は「考える力・思考力」を養う学問です。
よって、その作業だけを行った生徒たちが中学生になってから数学の考え方に強いはずはなく、改めて小学生の初歩的な文章題からやり直さねばならないことは珍しくありません。
これは保護者が個人でドリルなどを買って与える家庭学習でも同じです。
(A君が作業中心の学習方式の経験者であるか否かはまだ十分確認はしていませんが。)
小学校低学年に計算作業をマスターすることは大切です。その時には計算例題も大切です。
しかしながら、今度の新学習指導要領の目指す中心柱は「考える力・思考力」ですので要注意です。
掛け算の問題か割り算の問題か、その組合せか、あるいはそれ以外の問題か、それらを考える力・論理力を養うのが算数・数学ですよね。
2015年
10月
11日
日
岸高という学校は、入学すれば分かることですが、多くの生徒たちから切迫感が感じられない。
大学の合格実績をみても和泉高や佐野高のトップの生徒の合格大学にも半数近くの生徒が合格できていない。高校受験の時点での成績を考えた場合、和泉高や佐野高の受験生徒に比べて学力が上であったはず。それを岸高生に言ってみても、「それはそうだけど・・・」。
”せかず慌てず”。 昔からそうです。いまに始まったことではありません。
大学合格実績だけからみれば、三国と泉陽の場合も同様の傾向がありますね。昔から。
しかし三国は岸高ほどのんびりしていません。成績や順位を気にするようです。岸高と三国の両校で教鞭をとった先生が実感を込めて言っていました。「岸高ほどのんびりした学校は無いぞ・・・」。
和泉高や佐野高のトップ層の生徒の方がピリピリしているように感じるのは私だけかな?
岸高在学中に部活に打ち込んだ生徒が一般的に感じること、それはどの部も意外に強い、意外にうまいということです。
かなりの数の部が対外試合や発表会で好成績を残しています。
大阪府の大会などでは優勝まであと一歩のところまでいくこともあります。
しかし三国は甲子園に出場しても、岸高は出ません。優勝はしません。めったに。(いや絶対に?)
まるでタイガースのようです。(失礼。タイガースならたまに優勝しますよね。)
優勝経験をしたければ他校の方がよいでしょう。これが岸高のいいところなのです。
卒業後、同窓会の時には勉強のことや大学のことなどめったに話題になりません。
話題が最も多いのは、あと一歩で負けた試合のこと! おおいに盛り上がります。
そのクラブと無関係だった元生徒たちも、その話の中に平気で入ってきます。だれがどの部だったのかはほとんど知っています。成績や何組だったかより、何部だったかが重要なのです。
しかしそれが誰の失敗や弱さで負けたかという話は今まで聞いたことがありません。
よってクラブ単位の同窓会はかなり活発な方であると思われます。
卒業後、社会に出てからどれだけその恩恵を感じることか、それが岸高を目指す重要な要素であると思います。
同窓会と言えば、他の高校の同窓会ではかなり活発で真剣な討議がなされることがあるようで、役員人事も大変なこともあるようですが、岸高の同窓会は・・・
また後日、続きを書きます。
2015年
8月
30日
日
私たち個別学習工房の小学生の夏期講習は「あいキャン」という指導要領準拠の無学年進級式教材を中心に行います。
そのスタート級は生徒別に個別に決めるのですが、毎年のことながら分かることは、
指導要領各学年1学期末相当の学力のある生徒はほぼゼロであり、1学年分遅れはごく当たり前という、驚くべき実態です。
では私たちの講習生たちがそれほどの落ちこぼれ集団なのかといえばそうではなく、一学期の成績はクラスのトップレベルである生徒たちがかなりいます。
その生徒たちの話では、そのようなことはまだ学校で習っていないと口をそろえて言います。
つまり各小学校の授業進度が、指導要領が標準とするものに比べて大幅に遅れているのです。
私たちの講習だけでは1~2学期分は取り戻せますが、とても1年分以上は進めません。
特に深刻なのが小6生たちです。半年後は中学生。当然、中学校の授業は中学課程の教科書で進められます。
小学課程でパスされた大幅な学習内容のハンディを負ったままで中学課程に突入させられるとは、かわいそうではありませんか!
よく問題になる中学校での大量の落ちこぼれの根本原因がここにあるのではありませんかね。
多くの講習生たちが9月以降も引き続き受講継続をして、中学校への進学までにこのハンディを無くすべく頑張ることになりました。
頑張れ小学生諸君!
2015年
8月
09日
日
今まで幾度も書きました。よほどの秀才以外、教わるだけでは学力はまず上がらないです。このこと
を今後も何度でも書こうと思います。
お母さま方に私が最も直してほしい考え方、それは「この子の成績は思っているよりわるい。分かっ
ていないところを分からせて欲しい。やればできる子だと思うので。」という考え方です。
そのように教えられれば出来ると考えておられるお母さまは非常に多いようです。そして、「教える?(演説する?)」だけの塾が繁盛しています。
私たちの長年の経験では、「お子様に分かってもらうことは簡単なこと。要は正しい答えとして書けるまで繰り返し自分で勉強をしてもらうこと。」そうすればだれでも学力は向上します。
「この問題、この説明で分かった? そう、分かった、じゃあ次の問題にいこう。」
これ、最悪の授業パターンだと思いますが、普通、学校でも一般的な塾でも、このパターンがほと
んどだと思います。
甲子園球場での全国高校野球大会への出場は、東大の入試に合格するより難しいという話を聞いたことがあります。ましてや優勝するとなると・・・
高校球児なら誰でも野球のルールを知ることはもちろん、常に相手チームを研究し、連係プレーや
作戦を考えたりしていることでしょうし、それに大差は無いと思われます。
そして予選から甲子園出場後も、通して一度も負けなかった、たった一校の高校が優勝です。
私にも経験がありますが、高校のスポーツクラブの練習量にさほど差はなく、精一杯の努力をして
いる一方で、大会で上位に進出していくチーム・選手たちの特長は、種目にかかわらず、ミスが少な
いことでしょう。
極端に言えば、ミスが少ない順位と優勝以下の順位とはほとんど一致すると思います。つまり、ミ
スが最も少なかったチーム・選手が優勝する、それが高校のスポーツ大会というものだと思います。
この「ミスを最小限に抑える」ということは、「教えられた通りにプレー出来るまで自分(たち)で
練習すること以外にない」ということでしょう。
つまり、「その入った知識・情報通りのプレーができること」が「ミスを最小限に抑え、頭に入った知識・情報量の差とその優劣以上に重要なこと」だといえると思います。
教えられた知識・情報・方法とその優劣・量 << その通りに出来ること
学力向上のための勉強も同じことで、「教えられるだけ、分かっただけでは学力は向上しない、少々下手な解き方・勉強の仕方でも間違っていなければ、その通りに再現出来れば勝てます。」
その教え方の優劣より、それをミスなく答案に書けるまで自分で練習を繰り返すこと、それが勉強をすること」です。
「進研ゼミ」はすばらしい学習法です。そして自分で勉強する入口を与えてくれますが、欠点・ミスを減らすための練習量を増やせば、もっと学力を向上させてくれます。
いまの私たちの「サマーあいきゃんコース」の講習生たちに進研ゼミ経験者は多いです。その彼らがひたすらに答案を書き続けています。欠点・ミスが一つでもあれば次に進めません。99点でもアウトです。
読み間違えられるような字はすべて書き直しです。
この方法で勉強を続ければ、この子たちは必ず勝ちます。ただ教えられるだけの子供たちに。
幼児・小学生たちが2~3時間、毎日、ほとんど休憩なしです。2学期が楽しみです。
2015年
8月
02日
日
私たちの個別学習工房は貝塚市の進研ゼミ提携塾としてスタートすることになりました。その理由の一つは「自立学習に対する考え方」の根本的な部分に共通点があることです。
自立学習といいながら全く正反対の運営をしている塾が非常に多く、実に割り切れない気持ちでいっぱいであったところへ、進研ゼミがねらう、学力を上げる本来の自立学習のお手伝いが出来ることになりました。
進研ゼミの申し込み時や受講のご相談、初期学習アドバイスを無料でさせていただきます。
また今後、私たちが考える本来の自立学習の考え方や進め方などについて、このブログで順次述べて
いきたいと思っています。
2015年
7月
19日
日
京大個別会のピコグループでは全国から定期的に各責任者が集まって勉強会を行っています。
そこで最近話題になっているのが「国語力の大幅アップ効果が実際に出たこと」です。
ピコの特長はそろばんをそろばんだけで終わらせず、直接的に学力向上に結び付けるそろばん、具体的には速算力に止まらず、現役京大生たちの体験に基づき、勉強と組み合わせた、そろばん暗算脳の特別強化での実戦的なイメージ力の向上強化・能力開発(知識の映像化)による学力の向上です。
今回の福岡では「大教室での国語力の大幅アップ」が強く報告されましたのでお知らせします。
そろばん暗算脳は、
①普通はそろばんの継続練習で自然に出来ます。
②情景イメージなどとほぼ同じ右脳部位にできます。
③手の指以上に高速で正確に動くようになります。
④実力が上がればイメージ力が強化されるので勉強との組合せを工夫すれば、文章描写による情景・立体・展開図・回転体・図形の補助線などが動画的に、かつ正確緻密に思い浮かべやすくなります。
⑤そろばん暗算脳は幼少期にできると生涯なくなりません。(大人になってからでは消えます。)
⑥特製の、黒地に黄色のピコそろばんを使えば、イメージ力の向上で鮮やかな暗算脳が出来やすくなります。
*ポイントは、勉強(知識の映像化)とセットで考えてそろばん暗算の練習を続けることです。
よってピコではますます暗算力・フラッシュ暗算とその応用研究に力を入れていきます。
2015年
7月
18日
土
左図は多くの書籍などでも紹介され、スキャモン曲線と呼ばれている幼少期から成人になるまでの発育過程が示されたグラフです。
太線で示された「頭脳」と「身体」の⑤と⑧にご注目下さい。
5歳の子の頭脳は大人のそれの80%、8歳の子ならほとんど大人と変わらないほどにも成長してしまうことを示しています。
5歳といえばまだ小学校入学前、8歳でもまだ小学校低学年です。
これは身体は小さくても8~9歳の子の頭脳は大人ということになりますね。
もっとも頭脳の中に入っている情報量・知識などは年齢相応なのは当然としても、その処理能力は前記した通りということになるようですね。
これは保護者の方々には大変なことだと思われませんか?まだ早いなどと、身体が小さいことにごまかされていませんか?
いままで非常に多くのお子さまをご指導してきました。そして、
①年齢は低く、小さくても、すでに習い事の域を超えている特技のある子。
②将来の夢を話す子。
③新しい、初めてのことにでも積極的に挑戦したがる子。
④いつも活き活きしていて明るい子。
⑤まず教えられた通りにやってみて、すぐにできなければ工夫し、集中して取り組む子。
など、
実に「すばらしい育てられ方をしているなあ」と感心させられる、多くのお子さまに出会いました。
そしてみんな大きく伸びました。
いま、ご指導する側から一応の結論として言えることは、その子たちは天性のものより「聞き上手、教えられ上手、指導され上手」だったと思います。
その保護者の方々からお聞きしたことで印象的だったのは、表現の仕方は違っても、その子たちの幼少期は、本人には出来なくてもわからなくても、本物に接する機会を出来るだけ多くもって、本物志向で子育てをされていたことでした。
おもちゃの飛行機と本物、おもちゃの新幹線と本物、おもちゃのロボットと本物、絵本やテレビと美術館・競技場、CDとオーケストラ、運動会と一流アスリートたちの競技の差・・・
本物のド迫力がお子さまたちの強烈なあこがれイメージなどをつくったのでしょうね。
このことを私なりに解釈すれば、幼いお子さまたちは「本物は圧倒的に強く、大きく、すばらしく、とてもわがままなど通じない、とてもかなわない、心底驚いた、まいった」と実感したために、「日頃の小さなわがまま感が吹っ飛び、教えられることに素直になれた」のだろうと思います。
スキャモン曲線でわかる通り、3歳でもほぼ50%、8歳ではもう頭脳は大人ですよね。私たちは、ついお子さまたちの小さな身体にごまかされてしまい、まだ小さいからおもちゃで十分だとか・・。
筋肉や身体は未発達でもイメージ力はその柔軟さ、吸収力からいえば大人をはるかに超えている幼少期こそゴールデンエイジと呼ばれるにふさわしい年齢層・発育期だと思います。
その本物のイメージが強烈にその子の人生・行動をリードしていくのでしょうね。
塾を選ばれる時も、その名前や規模、宣伝、うわさやくちこみなどに左右されず、本物の先生・コーチがいるかどうかを直接、保護者の眼で確かめて下さいね。教えられ上手が最も伸びます!
2015年
7月
14日
火
①「めんどうみが良い」と称してべったり生徒にくっつき、学年相当かそれ以上の教材を出させ、
本人がヤル気を出そうが出そうまいが、生徒に与えた問題の解答の自説を演説し続ける個別講師。
塾は保護者に対して学年相当以上をアピールする。保護者はその演説に高い受講料を払い続ける。
生徒は言われたこと以外、自分からは何も考えることも工夫もしないが分かったつもりにはなれる。
生徒にその問題を解ける力が本当についたか否かは不明だが教材のページだけは進む。
これが一般的な個別指導塾(インプット偏重学習)でよく見かけられる光景です。
②一方、テレビで一流スポーツ選手たちがトレーニングに励み続ける練習風景がよく映し出される。
コーチはトレーニングウエアかスーツでプール外やグラウンド外から各選手に個別に指示を出す。
選手と同じようなユニフォーム姿のコーチは少数派だ。
水泳・シンクロなどはプールに入って選手に模範演技を見せているコーチなど見たことがない。
各選手それぞれの宿舎生活やコーチとともに作ったプログラムに基づき自分流に工夫した自主トレ、練習日記などを克明につけ、鏡を見ながらフォームをチェックしている様子、各コーチが種々の研究や深夜までかかっての各選手個別のトレーニング計画の立案修正チェックをしている様子が映し出される。(アウトプット中心学習トレーニング)
いきなり出来もしないことはしないでそれを目標にした緻密な計画を、選手のヤル気を引き出しながら作っていく。
これでこそ世界を相手にたたかう姿だと、いつも感心させられます。
上記の①と②、いずれもほったらかしではない個別指導だが、②の場合、プール内やグラウンド内にはコーチはいないことが多い。そこも映し出される。それを塾現場に置き換え、保護者が見た場合、本心から子離れできない保護者たちは当然のごとく①を要求してくる。
①と②、いずれが生徒・選手を伸ばすか、冷静に考えれば明らかなように思われるが一般的な個別指導塾の実態は違う。②は保護者の目にはほったらかしのように映るらしい。よってますます①型の個別指導塾が増え、繁栄する。
①は絶対に伸びない。②は必ず伸びる。
コーチがそばにいないのに②が伸びる主な理由は、
各選手がそれぞれ集中し工夫することができるまでコーチがトレーニング計画を練り、日々改良し、それを与えられた選手が自分の身体の動きで表せるまで自分でヤル気を出して集中し、工夫し、トレーニングを続けている、まさに自立学習している、これこそが伸びる理由だと思います。
そして、これが自立学習できる選手を育てる個別指導であると確信しています。
これを勉強に置き換えれば、自分に合った方法・プログラムを与えられ、生徒自身がそれに集中して工夫しながら学習するという、本来の自立学習ができるように指導する、それが生徒を伸ばす、通う意味がある個別指導塾です。
一方、ほったらかしてはいないのに、①では伸びない理由は、生徒が自分でヤル気を出して集中でき、勉強する内容を考え、理解しながら工夫して解答を自分でまとめ上げるプロセスが抜けていることです。つまり自立学習が出来ない、させてもらえないシステムだからです。
にもかかわらず①が繁栄するのは、理解(したつもり)=答案に書けるという、いわばルールさえ理解すれば、トレーニングなしの観客でもいきなりグラウンドでプレーができるという誤解、をされている多くの人々がおられるためなのでしょう。
本当の学力は、トレーニングつきの自立学習(アウトプット中心学習)で伸びます!
つまりその生徒がヤル気を出し、集中して工夫しながら勉強を進める時にこそ学力が向上するのです。
加えて、自立学習をリードする自立学習養成プログラムなど素人には作れません。
現実はもっと低レベルの、本当にほったらかしの個別指導塾もあるので要注意です。それはコーチが本当に各生徒に合ったプログラムを作っていないか、コーチさえいない個別指導塾も多くあるからです。
10人の素人コーチより一人のプロコーチが必要なのです。素人にコーチができることなどあり得ないことは冷静に考えれば分かることですが、①の演説型講師が生徒の横にいてくれる、というだけでプロのコーチがついてくれていると勘違い(本心は子守要望なので違和感なし)されている保護者が多いことも、①型の個別指導塾を繁栄させている大きな要因になっています。
ここ20年以上? 貝塚市各中学校の陸上部員ほど恵まれた部活動ができた中学生たちは、全国的にも少数派ではないでしょうか?
その顧問・コーチの先生が勤務される中学校の陸上部は必ずこの泉南地区ではダントツになり、勝利を独占してきました。その先生こそ身分は中学校の先生でもプロのコーチです。
恐らくそれぞれ数十人はいたであろう部員たちに、いつでもどこでも、すばらしい個別指導をされたのでしょう。
1対数十人、それでもハイレベルな個別指導は可能であることを証明されました。
個別指導塾を選ぶ保護者から「そちらは1対何人ですか?」というご質問をよくうけます。
1対1,1対2、1対3,1対4、・・・⇒これ、子守係数ではありませんかね?
保護者のみなさまにはなかなか分かっていただけませんが・・・
前記の先生なら何とこたえられますかね。(この件の関連については再度述べたいですね)
自立学習養成個別プログラムを作り指導しなければ、個別指導塾というだけで、実態はほったらかしと同じです。1対何人? それは本来の学力向上目的からは何の関係もありません。
それを売り物にして高額な受講料を取るような個別指導塾では子守以外の機能は果たせないでしょう。
日替わりメニューの勉強を人海戦術だけでこなしていく個別指導塾では、自立学習も学力向上もあり得ません。また自立学習を表に出しながら実態は①のインプット偏重学習である個別指導塾は実に多いです。
私たちも以上の点を肝に銘じて今後ともプロのコーチとシステムで、より充実した自立学習養成型個別指導を目指していきます。
2015年
7月
12日
日
いま非常に多く存在する一般的な個別指導塾は、そのルーツの一つは大学受験に対する入試科目専門の、いわば予備校にあり、二つ目は高レベルの専門コースをねらう家庭教師システムにあって、その組合せ発想から今の形式の原型が出来上がっています。
約20年前、あることがキッカケでその一般的になった個別指導塾を最初に始めた人に出会い、事実上現役を引退されているようにもお見受けしたその方から、それを始めた時の発想から運営方法、効果の出し方に至るまでの各重要ポイントについてかなり長時間、語って頂いたことがあります。
私もその時点ですでに約10年間の個別指導塾運営を経験し、幾つもの矛盾・ジレンマを感じ、経験していましたので、その方の話から「やっぱりそうだったのか」と納得できる点が多くありました。
その中で感じた主な点を幾つかご紹介します。
1.一般的な個別指導で学力が向上するのは、すでに自立学習できる生徒である。
個別指導は自立学習できない子を自立学習ができるようにするシステムではなく、
もともと東大医学部志望で当然自立学習ができる生徒を対象としたシステムであることから、
長時間満足に座ることさえ出来ないような小学生中学生には、そのままでは不向きなシステムです。
2.よって自立学習できない生徒が一般的な個別指導で自立学習ができるようになるのは奇跡に近
い。理由は、自立学習とはその中心をアウトプット学習におくものであるからです。
3.にもかかわらずわが子が懇切丁寧に教えてもらえば(インプットで)自立して学力が向上する、個別対応で子守もしてもらえる、という保護者の考え方が根強く、「めんどうみが良い」などと、「個別にべったり教えられれば自立学習が効果的に身に付くという誤解・錯覚」が商売として成り立たせる原点を与えてくれています。
4.よって一般的な個別指導塾はこの保護者の心理的な誤解と錯覚によって簡単には衰退せず、当面は商売としては繁栄し続けます。
5.いくら教えられても、それだけで学力は絶対に上がらない。自立もしない。理由はインプットするだけだからです。
学力は、アウトプットできるものだけを言う。スポーツ界ではトレーニング無しで試合に勝てるなどと誰も思っていない。このトレーニングこそアウトプットの訓練であり、自立する訓練です。勉強も全く同じです。
6.もしインプットだけで学力が上がればその生徒はもともと自立学習が出来、自分でアウトプットする学習が身についているためであって、一般的な個別指導で教えた結果ではないでしょう。
スポーツなら運動神経抜群の子が、その運動神経だけで草試合で活躍するようなものです。
7.個別指導月謝は教える時間にほぼ比例して高く設定されている子守料金である。当然小学生中学生の個別指導料金は高い。「自立しなくても良い。べったり教えてくれ、子守中心で面倒を見てくれるなら」高くても保護者は支払ってくれるのが現実です。
家庭教師料金は高いという先入観と、わが子が未だ幼児的であるという抱きしめ願望から、その効果にかかわらず、自立を遠ざけ、幼児家庭教師に似た形式を求め、高額でも受け入れる保護者は多い。
アウトプットこそ学力価値であることに対し、子離れできない多くの保護者の関心は薄いです。
アウトプット重視の個別学習なら効果絶大で半額~3分の一程度の料金になると考えられるのに。
8.学習内容も難しくなってニーズがあるはずなのに高校生は少ない。理由は自立学習できるようになった生徒は一般的な個別指導塾の実態を知り、来なくなるためです。
いずれこの続編を述べてみたいと思います。
*以上の考えから、当塾の個別指導はアウトプット重視型システムで運用しています。
2015年
6月
18日
木
たかが10点、されど10点です。中学生が実力テストでの5教科平均点を10点上げることがいかに大変なことか!
お母さま方にもご経験がおありだろうと思います。この10点を上げることができれば受験高校が完全に1~2ランク上ります。
もし私がもう一度高校受験生になれるなら、まとまった時間を使える夏期は徹底して深みと幅のある復習(応用勉強?)をすると思います。
この勉強で、平均点10点アップは狙えます。
理想は弱点穴の撲滅です。それには想像以上に時間がかかります。長い時間が不可欠ですので夏期は絶好の期間です。
一般的な塾の講習料は多くの場合、ブランドと先取り・むずかしさ・時間の長さで決められていますので、弱点穴の撲滅のための深みと幅のある復習とは無関係で、平均10点アップにはまず不向きで
す。高額な費用の犠牲になるだけです。
高額で難しく、先取りする講習こそお母さま方の心理を見抜いた、多数の受講生を集める昔からの戦術なのです。
お母さま方、冷静に夏期講習の目的とお子様に最も適した勉強を見極めて下さい。以前にも記しましたように、高額な講習は必ずしもお子さまのためにならないケースも多いことを。
そして夏期こそ1年に一度の絶好期、深みのある復習で弱点穴の撲滅をして1ランクアップを最小限の費用で確実にしてください。
2015年
5月
31日
日
お子様がゴールデンエイジの時期にどれだけの時間的・金銭的な投資を保護者が出来たか。一般的にはその差がお子さまの将来の学歴に大きくかかわってくることは、マスコミなどによく取り上げられていますね。
私たちが塾にかかわってきた約30年間の体験から思い返しても、例外は別として、それを強く実感していますが、マスコミとは少し違った内容です。
塾の夏期講習に関してお母さま方にお願いしたいことの第一は、前回にも書きましたように、決して「噂・宣伝・知名度などで決めないこと」です。お子様がその宣伝文句通りになれる確率は極めて低いのが一般的でしょう。
思いっきり金銭的な予算が組めるなら「ダメ元」でそれも答えの一つかもしれませんが、費用対効果やお子さまのダメージ面では「絶望的な結果」が待っている確率大だと思います。
有名塾はステータスを守るために必ず「難しい問題・授業」を行います。そのクラスの受講者全員が理解出来ることなど絶対にあり得ないように。営業政策上、塾がナメられるのを避け、「難しいことは良い塾なのだ」「難しいから高額なのだ」というお母さま心理を逆用するのです。
そして保護者の方々はご本人に「高い講習費を出しているのだから勉強しなさい」と強要します。
「個別指導」といっても何年分も戻って本人に合わせることはまずありません。「無学年制」ではないのです。
お子さまの身にもなってあげてください。全くついていけない有名塾の講習内容を長時間聞かされ続ける精神的な苦痛と屈辱感を!授業中はまるで拷問でしょう。
その塾の高額で難解な授業とお子様は、直接何の関係もないのです。あるのはお母さまの見栄(?)。その塾の授業を受けること自体をあたかもステータスであるがごとく・・・そして「失敗した」と後悔した保護者の方は絶対にそれを知り合いに言いません。ご自分の失敗を認めたくないので。
塾の大量のチラシ・コマーシャルを含む広告宣伝費はこの錯覚をさせやすい手段方法なのです。
要するに学力とは、本人についてくる個人的なものであって、その塾の知名度とは無関係なのです。目に見えない学習指導は電化製品や衣類・食料品などの目に見える商品とは根本的に違います。
第二は「時間的予算をどう考えるか」です。これには少なくとも2つの代役を塾に任せることです。
①「学習指導的代役」か、②「本人に付き添う代役」を塾にまかせて保護者ご自身が仕事に出かけて塾の費用を含む収入をパートなどで得る活動をするか、です。
この場合は保護者の収入と代役依頼費用との比較で客観的に判断しやすいでしょう。つまり塾の費用が高額でも、可能であればそれだけの収入を別に得れば良いことですが、現実味は・・・。
以上の2方向から考えても良質の塾の夏期講習とは、診察した医師自身が症状を説明して薬自体を処方し、代金は医師の人件費を含む必要経費が中心であるような医療機関のような塾です。
よって大量のチラシ・コマーシャルは不要なのです。少なくとも5万円以上出さなくても、ご本人にピッタリ合い、しかも保護者の活動可能な範囲におさまる夏期講習がありますよ。
時間をかけてそのような夏期講習を探し、申し込まれた保護者のお子さまか否かが首記のゴールデンエイジのお子さまへの投資をされたか否かということだと私たちは思います。
お母さま方、思い切ってパートで働いて下さい。その午前中はお子さまをお預かりしてご本人にピッタリの個別学習指導をします。費用は1万円~2万円です。ご相談のお電話をお待ちしております。
2015年
5月
25日
月
今の時期から各塾の夏期講習チラシが山のように折り込まれてきます。よーく注意して各塾のその費用総額を計算確認してみてください。安くて約5万円前後、10万円前後は普通、(表面的な説明は別として)15~20万円前後もそれほど珍しくはないと気づかれると思います。
なぜそれだけ高額の講習費用を保護者が支払われるのでしょうか?
塾からのすすめ・チラシやうわさでは効果がある(らしい?)、知り合いのお子さまの保護者たちがその塾の高額コースに申し込んだ(らしい?)、因果関係の真偽は不明だが今春の上位校合格者たちは夏期講習受講者だった(らしい?)・・・など。(それらはあなたのお子さまとは直接関係なしでは・・)
長年、塾にかかわってきた経験から言えば、この夏期講習(バブル?)傾向は全く変わっていません。塾側は年に一度のかきいれ時なのです。この講習費用収入で年間のかなりの出費を賄うのです。
塾業界は、そうなっているのです。
いくら高度な講義を長時間聞かされても、初めて見る学校のテストや入試問題の解答として、講義で聞かされた知識を、問われている内容に適切にアウトプット出来なければ全く無意味なのです。
塾の授業の中心は、過去に出題された入試問題やその周辺問題の解説です。しかし出題者である各校の入試担当者は、過去にどこかで出題された問題を、うっかり見落とした場合以外には絶対に出題しません。学校を代表する出題者としての勝負がかかっているのです。丸暗記は過去の話です。
要するに「全く新しく見える」問題を、自分で考え、まとめ、答案にアウトプットする力次第なのです。難易度よりも確実に答えることが求められますので、知識の詰め込みよりもアウトプットの仕方を主テーマとする夏期講習こそが効果のある講習であると言えると思います。
その本来の効果を出す講習会に要する費用、それを保護者のみなさまに判断して頂きたいと思います。首記したような高額な費用には、まずならないと思います。そして、見かけではなく、本当の効果が見込め、妥当な費用である塾を選んで下さい。
私たちは2~3万円以内でも毎日通って頂ける、アウトプット中心の夏期講習に挑戦しています。
2015年
4月
26日
日
いよいよ文部科学省の方針で小学校英語が本格化します。中学英語の前倒し。高校受験の内申対象成績は中1のものから。新中1生からの大学入試は数学など英語以外の教科でも英語で出題されそうです。
よってこれら諸状況を加味した対応策を即刻はじめねば間に合わないでしょう。
かと言って小学校での英語が正規教科になるということは小学校の英語の成績も当然重視せねばなりませんが、小学校英語の指導力のある先生が大幅に不足しているため、小学生の間に、英語の成績以上に「中学校に進学後の成績向上に直結する方法で英語を勉強」しておくべきです。
そこで不可欠なのが、「中学校入学時点には進学先の中学校の英語に準拠した英語の勉強に無理なくつながるように小学校高学年から勉強できる学習システム」ということになり、
今までの一般的な小学校での英語の授業や販売運用されている英会話や踊り・ゲーム中心のシステムなどでは対応はまず不可能だと思われます。
よってそれらを大きく超えた運用ができ、それで勉強した生徒たちが断然有利な中学生になれる前記システムを探し、それをお子さまたちに提供しましょう。お子さまの将来がかかっています。
最近、小学生向けの中学準備英語システムが各社から続々発表運用され始めましたが、本格的なシステムの割にはそのまま各中学校の英語に準拠でつながらず、英語は準拠でなければ単語や文法の取り上げ順などで成績に直結しません。
直結しなければせっかく勉強しても大幅な内申点向上効果は期待できず、大きな不利となります。
今のところ、貝塚市の各中学校の英語に出版社やページ数まで準拠した形でつながるシステムは「天神」以外には見当たりません。
そこで私たち個別学習工房では以前からの各中学校英語の準拠で定評があり、貝塚市で唯一私たちが運用している「天神」で、大幅にバージョンアップされた小学校版英語の運用を開始します。
このホームページ上でも専用ページを設け、関連事項とその内容を記載し、このブログでも取り上げていきますので、「お子さまの中学進学後の英語の成績」に関心を持たれたお母さま方のご連絡をお待ちしています。
2015年
4月
12日
日
分かっていることを勉強するのは時間のムダと考えておられる方々がいます。それはもっともな考え方のように聞こえますが、本当にそうでしょうか?
勉強もスポーツもレベルが高ければ高いほど、非常に頭を使います。スポーツの準備運動は確かに筋肉をならす目的がありますが、それだけでしょうか?
筋肉に指示を出しているのは脳ですよね。ここがつい忘れられてしまうようです。準備運動は実は脳の働きの準備運動の方がウエイトが高いと私は思います。
勉強も同じで、準備運動になる勉強から入ればよい。すると頭がスムーズに働き始めると思います。
しかも準備運動なので、いきなり高度なことなどけがの元ですよね。
スポーツのけがに相当するのが勉強では「ヤル気なし」「脳のけが」になっていると思いませんか?
必ずできるGA(ゴールデンエイジ)算国学習法とは、軽い準備運動から入る勉強方法ですのでGAのお子さまが必ず勉強をやり始めてくれますよ。それを「ヤル気が出た」と思ってみてくださいね。
ご連絡ください。お子さまのご様子・ヤル気をご一緒に考えさせてください。
2015年
4月
05日
日
この春の講習会も昨日で終了しました。その時に意外なこと、驚いたことがいくつもありました。
①おとなしく幼いと思っていた年中の幼児が講習会の終わり近くには算数・国語・天神教材・フラッ
シュ暗算のすべてでリーダーシップをとるようになったこと。
②小3生が自分から希望して天神の中2の問題に挑戦し、スタッフが「無謀だ!」と思っても、手助
けなしにいくつもの問題の趣旨や意図を読解推理し、理解し、正解を連発したこと。
③そろばんの進度がかなり遅れ、ヤル気が大きく低下していると思われていた生徒がフラッシュ暗算
で一気に先行メンバーに並び、ヤル気満々になったこと。
④大きく何年分も遅れていた中学生が次の一学期中間テスト範囲の数学が出来るようになり、中間テ
ストが待ち遠しくなったこと。
⑤結局、一人も落伍者が出なかったこと。
等々。
これらはすべてスタッフが「ヤル気を出せ」と言ったのではなく、本人たちが「これなら自分にも出来る」と思った結果であることは明白でした。
これらはスタッフたちが事前に、「これならあの子にでも必ずできる」と思う、思い切った低レベルのものを多方面で多く準備しておき、それらをやり終えたあとなら引き続き「ひょっとしたらあの子なら挑戦するかも」と挑戦してくれることを期待して検討したものまで準備しておいた結果でした。
これで私たちにも自信がつきました。
つまり「ヤル気があるからやる」のではなく「自分にもできた。だから次のものも出来る。
→ひょっとしたら次もできるかも!」という「ヤル気が出る」ことがわかったのです。
幼児小学生中学生すべてです。
よって、なるべく早くこの趣旨・方針を活かしたコースを完成させ、一学期から夏に向かって希望者の募集を開始したいとさっそく準備を開始したところです。
2015年
3月
29日
日
勝つ喜びは味わいたいが、負ける口惜しさなど味わいたくないと普通の人なら思うでしょう。ところが王元監督は違った。「負ける口惜しさ」も味わい、それを人生の糧にしたいと。これこそが精一杯の人生を歩んでこられたであろう彼の真骨頂でしょう。
あるとき、彼のコーチであった荒川博氏から直接その運命的な出会いから指導や逸話までかなり長時間にわたり、お聞きしたことがあります。もし皆様方でそれに関心のある方はご連絡下さればお話しします。とにかくすごいとしか言いようがないスポーツマンです。
この記者会見のことが強烈に印象に残ったのは、私自身も部活で少々成績を残して天狗になりかけていたころに先生から「人生に活かせない○○なんて、ただの○○だ」と言われたことがあり、今でも人生訓にしているからです。
テレビ報道などでは、王元監督の後輩のハンカチ王子は今、かなり苦しい状況のようですね。彼の弱点はプロ入りまでは極端に負けが少なかったことだと思うので、ここを乗り越えて、野球に限らず、勉強と両立させた彼のこと、人生としての甲子園での優勝をぜひ狙っていただきたいものです。
「負ける口惜しさを知って人生に活かせる」ことができるのは、部活と勉強の両立に精一杯の工夫と努力をした者だけの特権でしょうね。チンタラ部活生なら勉強もチンタラになりませんように!
2015年
3月
25日
水
遠い昔の話として聞いた中学生もいると思いますが、早稲田実業でハンカチ王子のニックネームで有名になった斎藤(字が違う?)投手が今アメリカ大リーグにいる田中将大投手に甲子園で投げ勝ち、優勝したことがありました。
この試合での教訓は非常に多いと思いますが、今回は部活がテーマなので早稲田実業の方針に学びたいと思います。
甲子園大会の常連校には私立高校が多く、中学校からいわゆるスカウトでその高校に入学した生徒選手がチームの中心のようですよね。そしてその選手たちに多くの優遇策がとられているようですね。
ところが早稲田実業の場合,ハンカチ王子だろうがテストも宿題も出席日数も一切例外扱いせず、甲子園大会で優勝しようが負けようが、成績が悪ければ落第もあり得るということです。
有名人だからとかスポーツ選手だから手心優遇策をとるといった、いわゆるダブルスタンダードが一切ないことで有名なのです。甲子園に出た時でも部員数がギリギリ。専用グラウンドさえ無くて手配できた貸しグラウンドを転々として練習し、自動的に練習時間は2時間になっていたとのことです。
そこで彼らが身につけたことは一分一秒をムダにしない、移動時間などこまぎれ時間を有効に使うスケジュール管理で、練習時間とともに、有名進学校なので勉強時間確保のノウハウだったとのこと。
今、大阪近辺の有名高校の各クラブでこの方針をとるところが増えてきています。優遇策をとる高校でも、その範囲や条件が非常に厳しくなってきています。部活で少し良い成績を残したからといって有名高校からスカウトが来てくれるというのは甘い!まず勉強で基準を超える良い成績をとることです。それからです。ある高校の先生が○○バカはいらないと言っていましたよ。
2015年
3月
24日
火
皆さんは義務教育中の中学生。部活と勉強の優先順位は当然勉強が上です。それをふまえての部活です。
その前提の下での勝敗を部活で競いますので勉強を犠牲にしての部活は本末転倒です。
よって勝った直後から、頭を少しずつでも勉強側に戻そうという意識を持つべきでしょう。我々の経験からも難しいことと同情はしますが、それが両立出来る中学生か否かの分岐点です。
あと一つ重要なこと、特に優勝したときです。経験上も他の人の話を聞いても、その時に両立が崩れる危険性が最も高いということです。
運動部は試合に勝ち、大会で優勝すること、文化部は発表会での優勝を目指している。当然ですね。非常に多くの工夫や努力・練習を続けるのもその目標があればこそですものね。精一杯の取組をして下さい。
勝ったとき、ましてや優勝したときは勉強のことなど完全に頭から抜けてしまうでしょうね。
昔、宮本武蔵という剣豪がいましたね。生涯一度も負けたことがなかったとのことですね。それが事実なら連戦連勝、武蔵はそこから何を学んだか。あなたならどうですか?
武蔵が書いたといわれる「五輪書」、一度は読んでみる価値があると思います。私は十数回読みました。この件はまた取り上げてみたいと思っています。
2015年
3月
23日
月
セレンディピティとまではいかなくても、中学校で部活をやるなら徹底的に、ピンとくる集中脳ができるまでやる。それには運動部なら試合に出られるレベルまでやる。文化部なら発表会。
部活の目標は、試合や発表会に出してもらえるまでやることだ。試合や発表会にでれば、なにかピンとくるものを感じる体験をよくするものだ。遊びレベルの部活では何も得られない。
それを受験勉強に直結させられる生活パターンとスケジュール管理・勉強をすれば両立する。すると一生の思い出になる。間違いない。
部活にだけ打ち込むと、卒業後、反省や悔いが残る。プロを目指す生徒以外は部活だけでは生きてゆけない。生活ができない。
勉強し、進学することが生活につながる、仕事につながることを忘れないこと。
そのためにはそれが指導出来る塾に入塾する。建前で塾を選ばないこと。時間帯や学習内容が固定されている塾ではまず無理。
両立できれば高校以降の人生は輝く。その絶好の条件や舞台が部活生には与えられているのですよ。
2015年
3月
21日
土
部活での試合などで相手の動きや自分たちの対応策が「ピンとくる」ことがありますが、これはいわゆる「やまかけ」ではなく、訓練で反射的な潜在的対応力となったものでしょう。
よってそこには一般的表面的な意識では法則性は見つけ難いものですので、ピンときた本人さえもが「偶然とか、やまをかけた、ひらめいた」などと表現するしかないものが多いようです。
この能力は「セレンディピイティ(serendipity)」と呼ばれ、「偶然発見する才能」などと表現されていますが、これも徹底的に鍛えられた選手たちが大舞台となる大会などで「練習したこともない技が出た」「そこに伸びる一本の光の線が見えた」などと言って発揮する才能だと思われます。
つまりこれも偶然ではなく「訓練で脳が鍛えられることでできる究極のイメージ力」であり、「脳を総動員して発揮する集中イメージ力」と「瞬発的に反応する訓練された力」だと思いますね。
そこが幼少期でしかできない「そろばん脳のイメージ力」よりはるかにレベルが高いイメージ力ですが、脳が何かで集中力を発揮する部分はほぼ共通で、そろばんは「集中力トレーニング」ですので一流スポーツ選手に「勉強家でそろばんの達人が多い」ということも聞きます。この点もチェックしてみて下さい。
セレンディピティとまではいかなくても、中学校で部活をやるなら徹底的に、ピンとくる集中脳ができるまでやる。それには運動部なら試合に出られるレベルまでやる。文化部なら発表会。
部活の目標は、試合や発表会に出してもらえるまでやることだ。試合や発表会にでれば、なにかピンとくるものを感じる体験をよくするものだ。
そしてそれを受験勉強に直結させられる生活パターンとスケジュール管理・勉強をすれば両立する。
そのためにはそれが指導出来る塾に入塾する。建前で塾を選ばないこと。時間帯や学習内容が固定されている塾ではまず無理。
両立できれば高校以降の人生は輝く。その絶好の条件や舞台が部活生には与えられているのですよ。
2015年
3月
21日
土
ボールや種目特有の機材などを使ったり、相手チームの選手との相対的な位置関係を判断しながらスポーツは行われますが、この時に立体的・時間的・動的な相関関係を判断しながら進めているはずですね。そうでなければぶつかったりボールに届かなかったりしますね。それらの時に常に働いている重要な力が「空間認識力」ということになります。
この力は部活などで「中学生以降でも脳を鍛えることが出来るイメージ力」なのでしょう。そして中1数学の後半に出てきて高校入試にもほぼ絶対に出ると言われる「空間図形」の問題を解くにはこの「空間認識力」が絶対不可欠で、それが強い受験生ほど有利です。
立体の裏側、切り口、展開図、回転体など、頭にイメージが浮かばなければ表面積や体積、角度などを求めよと言われても、どうしようもありませんよね。体験のあることはすぐに浮かびますね。
部活生が有利なのは立体や空間が動的に動いている体験を非常に多くしていることでしょう。体験の裏付けのない参考書だけのイメージなどは弱く薄いのです。この点で極めて有利でたくさんの宝を持っていることを強く自覚しましょうね。そして空間図形に強くなりましょう。
2015年
3月
19日
木
今後、別の項目で幾度も取り上げたいのですが、新入試が重視している「考える力」の柱は「イメージ力」と、それをまとめる「論理力」(国語力)だと思います。つまり、まず頭に思い浮かばないことには何も考えようがないではありませんか。
運動部の部活生は、特に、イメージしたことと筋肉の反応を直結させるために練習を繰り返しているのではありませんか? もちろんそれ以外のことも部活にはたくさんありますが。文化部の部活生を含めれば「瞬発力のある行動イメージ力」という表現がよいかもしれませんね。
部活生の秀でた才能、訓練された能力であるこの「イメージ力」を勉強にフルに活用していく方法をご一緒に考えていきましょう。学力と呼ばれている能力の底辺はこのイメージ力だと思います。そしてその力が最もあるのが部活生でしょう。実にすごい力ですよね。
ボールをよく見てバットを振れと言われても、バットにボールが当たる瞬間まで見ていることはあり得ませんよね。バットは訓練されたイメージで振るものではありませんか。
2015年
3月
18日
水
貝塚市は海から山に向かって細長く帯状になっており、人口が五中校区から三中校区に向かってシフトしていっていますね。そして三中校区の生徒は普通は清児教室に来てくれますが、幸い中央道のおかげで山手の小さい子でも保護者の送迎で貝塚教室まで通ってきてくれている生徒もいます。
この中央道沿いがほぼ三中一中校区で、清児がその中間点で校区の分かれ目ですね。この中央道の影響か、この2校の校風がすこし五中に似てきたように思います。
ところが部活生たちに成績を聞くと、とんでもないどうなるのやらと思っても、分かるところまで戻って勉強を始めてみると実に頭がいい。あの三中の難しい数学だけが良くできる生徒さえいます。
一体どうなっているの?スタートのレベルを合わせさえすれば、とんでもなく伸びるということ?
部活生の勉強面での傾向は、特に三中の部活生は昔のまま、せかず慌てず大器晩成型?
この点では程度の差はあっても一中の部活生も同傾向の生徒が多いように思います。
そこで私たちは時間的余裕がなく、ばらばら日程でも可能な三中一中の部活生専門のプログラムを考えました。大器晩成型のためのプログラムです。
おそらくそのまま一般的な部活生が行う受験準備に比べて合格できる高校が1ランク以上アップ出来ると思います。
三中一中の部活生のみなさま、ぜひ1ランク以上アップして高校受験が良い人生の出発点になるようにしてくださいね。精一杯応援しますよ!
2015年
3月
15日
日
昔から「よみ・かき・そろばん」とはよく言ったもので、個別学習工房では幼児小学生低学年にこの3点セットでご指導した場合、驚くほどの効果が出ることも珍しくはありません。
例えばそろばんピコから始めた幼児、特に年小・年中の幼児でも書いた字が汚く読めないような字なら答えが正解でも書き直しをさせます。
そして読める字を書いての満点の連続で初めて次に進める仕組みです。それでもそろばんピコで半年間やれば、そろばんでの計算力は年小・年中でも小2程度にはなりますので読める字を書く指導をしながらでも十分ゆとりがあります。
年中なら1年間やれば4~5年生程度の計算力がつくことも珍しくありませんが、決して進級を急がせていません。そのゆとりを出来る限り正確な読み書きに振り向けています。
競技会での入賞や有段者を目指すよりも、そろばん脳が正確緻密で動画的なイメージ力として出来上がり、つぎの学習イメージ脳として強力武器になり、進学を有利に進められるように指導するのが目的だからです。
よってそろばんをセットにした読み書き指導は、強力なイメージ力を持った、国語の読解イメージなどを容易に浮かべ、国語力である論理までを頭で組み立てられる学習脳を速く強力に育てることになっているようです。この年代はまさに「ゴールデンエイジ」ですね。
読み・書き・そろばんを同時並行的に本格的に学んで頂けるように、近日中に幼児小学生低学年対象の「よみかきなび講座」をスタートさせたいと思っていま準備を急いでいます。
2015年
3月
15日
日
特にここ数年、貝塚三中の数学のテストは高レベルの学力とスピードを要求しているようです。他の中学校生徒保護者がご覧になってもそう感じられると思います。保護者が貝塚三中のご出身ならご自分の時代のことを思い出してテスト問題をご覧下さい。はんぱではないです。そこで考え方を変えましょう。このテストで高得点がとれるレベルまで数学力をつければ、低得点の生徒が多く出ると思われることから内申面で極めて有利となる上、本番入試でも高得点を目指せます。三中生にはチャンスです。今までは中3のみであった内申対象が新公立高校入試制度では中1からです。中2中3は今度のテストからです。私たち個別学習工房では三中数学限定特別対策講座を限定少数人数を対象に実施します。先着順です。十数年間三中生を指導してきたベテランが徹底個別指導します。費用も一般的な個別指導塾の半額程度の予定です。今すぐお電話ください。(フリーダイヤル→ 0120-192-551)
2015年
1月
14日
水
誰でも行動しようとすれば、それに先立ってその行き先と、その途上をイメージし、スタート後はその継続イメージをつなぎながら進みます。幼児小学生中学生の場合、それが論理的構造的に正しくイメージできる生徒とバラバラの妄想的なものを思い浮かべる生徒がいます。幼児期の実体験が多い生徒ほど良いイメージを思い浮かべるようです。当然ですね。
2014年
11月
23日
日
首都圏や大阪府の北摂地域などと比べると、だれがみても貝塚は「のんびり」している地域としか思えませんね。ところが同じ泉南地域でも新興地域を除けば貝塚の教育熱は「まあまあ」のところだと思います。経験からです。旧9学区の岸高生の分布は岸和田が最も多く、南に向かって少なくなっている学年が多いようです。岸高経験者ならわかっていると思いますが、これが何を意味しているかを考えれば貝塚での作戦が思い浮かびます。つまり、岸和田の生徒には「勉強して岸高に入った」生徒が多く、南へ行くに従って「勉強をあまりしなくても入れた生徒」、つまり「頭が良かっただけ」で入れた生徒の比率が、それぞれの「地域の対人口比を加味」しても多いように思います。よって、貝塚で幼児小学生の時から岸和田以北の生徒たちより少しだけ早く学力基盤づくりをすれば、岸高レベルへの到達は中程度の生徒なら「生まれながらのもの」に関係なく十分可能、ということになると体験上確信しますので、能力開発を兼ねた学習を幼児小学生の時からやれば、そう難しくない目標に思えますが・・・。貝塚は、それをやりやすい「適当にのんびりした教育熱の地域」です。つまり、「やればできるのに寝ている生徒の比率が岸和田に比べて多い反面、勉強する子は少数派」のようです。つまりチャンスがいっぱい残っている、「秀才でも寝ているウサギ型が多い」地域なので、貝塚ではこのことに気づいた中程度の幼児小学生とご父母なら、誰でも狙える学校だと思います。
2014年
11月
08日
土
ほとんどの個別指導塾がチラシなどで「自立学習」をその指導方針としています。
ところが個別指導塾を運営していて最もジレンマに陥るのは、お母さまが「本心から自立学習を希望されているのかどうか」という点です。30年間の経験から言えることは、ほとんどのお母さま方は、口では「自立学習」と言いながら、本心は「子守り」を望んでおられます。その証拠に、本来の「自立学習」を実施すれば、まずクレームでしょう。
一方、短期間で生徒が集まっている「個別指導塾」は、「生徒べったりの子守り塾」がほとんどであると思われます。「子守り」をすれば生徒が集まります。「面倒見がよい」とか言って。「ほんね」と「たてまえ」の違いは強烈です。「子守り」では絶対に「自立」は無理です。
よって、そのような個別指導塾では本来の学力は向上しません。ここに営業第一主義の個別指導塾が増える理由があるのでしょう。
本当の「自立学習」を実行すれば、よほど下手でない限り、「学力は大きく向上」します。必ず!
2014年
11月
06日
木
大手の個別指導授業は、一般的に、出勤可能日時や得意科目、教え方や性格などの不揃いな多数のバイト生の組み合わせで運用されます。一方、生徒側の教えてほしい日時や教科もバラバラです。この組み合わせに一貫性を持たせるのは至難の業です。よって、個別指導塾の選定にはこの点を十分確認すべきだと思います。もちろん一貫性を保つ工夫をしている塾もあると思います。
2014年
11月
05日
水
特に塾の「中学・高校・大学合格実績」や高校の「大学進学実績」の見方、クラス分け方針、など、お母さま方を「惑わせ、勘違いさせ」、我が子の適正進路選択を誤らせる「宣伝情報」が日常化しています。
順次ご紹介していきますが、まず、前記の情報がたとえ正確でもその塾や学校のごく一部の「受験合格実績稼ぎ特待生の実績」であって、「我が子がそこに入塾入学すればその実績通りの仲間入り」ができると「多くの人が錯覚するように」発表していることが多いことを十分認識しておくべきでしょう。
そこに入った多くの生徒たちはいわゆる「お客さん」になって前記特待生たちの「学費支払い担当専門」になる恐れがあります。くれぐれも「見栄」だけで入塾入学されず、お子様の将来を塾や学校の名前のみでお考えにならないようお願いします。
2014年
10月
30日
木
自分の意見を言えるのは自分に判断力ができた後ですよね。その判断力の基礎になるのが「論理力」ですが、これが本格的に育ち始めるのは脳科学的にも小学校高学年からのようです。
それまでのお子様に、たとえばご本人の進路・中学入試や将来の夢のことであっても「本人次第」とは無理難題の要求だと思います。あくまで小さいお子さまの進路検討はお母さまの役割ではありませんかね。
しかしながら、目標や夢はなるべく早く一応決めて進む効果は極めて大きいこともわかります。よって、ご本人が大きくなるに従って変えていけばいいと思いますが。
2014年
10月
27日
月
小学生のころ、そろばんを習ったお母さま方ならスーパーのレジなどで無意識に暗算をされていませんか?その能力が入試本番ですばらしい威力を発揮したと多くの京大生たちが言っています。
その働きが「そろばん脳」として見直されています。しかも小学校低学年ころまでに出来た「そろばん脳」は一生消えませんね。私の経験からもそう言えます。
最近このそろばん脳が見直され、有名大学や医科大学の脳科学者たちが本格的に調査研究を進めているとのことです。
速読の上級者やスポーツ選手たちが集中力を発揮するときにもこのそろばん脳あたりが集中的に活動しているらしく、逆に、それ以外の部分がリラックスしていて想定外で例外的な刺激に対しては瞬発的な対応をし易くしているらしいのです。
つまり集中力のある人は、脳の多方面を分散的に使うのではなく、今この瞬間にそれのみに集中することができ、楽にそのことに取り組めます。一方、集中力の弱い人はどこに集中すべきかわからないために多方面の脳を同時に使い、結果的に集中出来ずにただ疲れるだけの結果となるようです。
そろばん経験をお持ちの保護者のみなさまは体験上お分かりでしょうが、そろばんでも上級者になれば暗算ほど楽な方法はありません。それがそろばん脳のなせるわざなのでしょう。
ぜひお子さまにも一生の財産として持たせてあげてください。
2014年
10月
26日
日
いまの小6生から本格的に変わっていく入試制度改革に一日でも早く対応を考えたお母さまとお子さまが、おそらく勝ち組みになると思います。過去の入試制度改革の時もそうでした。周りの人たちが
無関心の間がチャンスですよ。お母さまとしての子育て方針をお知らせください。目標などはご本人にはまだ無理です。私たちの徹底した個別指導で精一杯お手伝いします。
2014年
10月
25日
土
貝塚市には水間電車が走っています。台風の影響もお隣の岸和田市や泉佐野市などと比べてさえも少ないと思います。だんじり祭りだけでなく、太鼓台を見たり願泉寺の前を通るだけで独自個別の歴史文化を感じます。子どものころによく泳いだ二色浜も大阪湾岸では珍しい存在であると改めて感じています。
※※※ ホーム以外のヘッダー・ページは下記一覧の通りです。→先の青い文字部をクリック願いま
す。(下に○○pは、下層にあるページ数) ※※※